こんにちは。
読んでくださりありがとうございます。
今日はみーちゃんが我が家に来た時の事を
当時の日記をもとに書いていきたいと思います。

ひなたが来て2カ月
ひーくんは、我が家に来てすぐに私たちに慣れてくれました。
とっても甘えんぼで、おしゃべりで、陽気な性格をしていて
家の中の至る所に入り込んでは探検を楽しんでいました。
しかし、共働きだったので平日はあまり遊んであげれませんでした。
そのため、布団を敷いて寝る準備をしようとすると
毛を逆立てて
『まだ寝ちゃダメ』
『全然遊んでもらっていない』
と怒ってきていました。
朝出勤するときも、行くのが分かると
身体によじ登ってきて行くのを邪魔していました。
また、当時のひーくは遊んでいても加減を知らず
手に噛みついてきたり、全力でひっかいてきたりするので
私たちの手はいつも傷だらけでした。
子猫はほかの猫と遊ぶことによって遊び方を学ぶ
と聞いたことがあったので、
ひーくんに猫の社会の事を教えてあげるためにも
兄弟がいたほうがいいんじゃないかと考えるようになりました。

2匹目のリスク
1匹じゃかわいそうだからじゃあ2匹目を・・・・。
そんな簡単な話ではありません。
猫同士の相性もあるし、きちんと2匹のお世話をしてあげれるかも分からないし
最後まで責任をもって飼わなければいけないので
2匹目を迎え入れることは悩みました。
そこでネットで多頭飼いについて調べました。
多頭飼いのメリット
- 留守のストレスが緩和される
- 猫同士で遊んで運動不足が解消される
- 猫同士が仲良くしている姿に癒される
多頭飼いのデメリット
- 猫同士の相性が合わないとストレスになる
- 費用や手間がかかる
でした。
この中で私たちが一番気になったのが猫同士の相性でした。
新しい子を迎え入れても、ひーくんと相性が合わなくて
お互いにストレスを感じながら暮らしていくのはかわいそう。
そう思っていたので、2匹目を迎え入れる決断がなかなかできませんでした。

ペットのおうち
2匹目を飼うかどうか悩みながらも
ペットのおうちと言う保護猫の里親を探しているサイトで
条件の合う子をとりあえず探していました。
私たちの条件は
- ひーくんより小さい女の子(ひーくんが上だとケンカにならないのではないかと思ったので)
- 白黒の子(夫が昔飼っていたウサギが白黒で、その子が大好きだったから同じ色の子がいいと言う夫の希望)
でした。
そして条件に合ったのがみーちゃんでした。

みーちゃんがいたところは、
授乳がまだ必要な目が開いていない子猫や、ケガをしている子など常に30匹前後の猫が保護されているところでした。
保護主さんは獣医の資格を持った女性で、
一軒家でほぼお一人で保護猫たちのお世話をしていて
譲渡が決まれば、次の子を保健所から引き取っているようでした。
そして、彼女は先住猫との相性を見るために一週間のトライアル期間を設けてくれていました。
このトライアル期間は2匹目を悩んでいた私たちにとって多頭飼いのハードルをぐんと下げてくれました。
もちろん、そんなに簡単に
『思っていた子と違うからやめた』
『やっぱり2匹は面倒見れないから返す』
というわけではなく、
お互いに長く家族として暮らしていくうえで、相性が合わないと
2匹にとってストレスになるので、それを見極めるためのトライアル期間でした。

初対面
みーちゃんが我が家に来たのは2015年7月26日でした。
ペットのおうちを通して保護主さんと連絡を取り、みーちゃんに会いに行きました。
ひーくんとの相性も見たかったので、事前の連絡でひなたを同席させたい旨を伝えて、了承を得られたので連れて行きました。
保護主さんのお家には30匹ほどの保護猫さんたちがいました。
私たちは、面会は別の部屋でするものだと思っていたのですが
猫まみれの部屋で行われました・・・・( ̄▽ ̄;)
あまりの猫の多さに、『ひなたを連れてくるんじゃなかった・・・。』
と後悔しました。
もちろん元気な子もたくさんいましたが、くしゃみをしている猫もいて
病気がうつらないか心配になりました。
たくさんの猫たちにキャリーの中で怖がるひなた。
保護猫たちに威嚇されたり、キャリーの上に登られたりとされ放題でした。

みーちゃんは自分が今日ここを出ていくとも知らず、仲良しの三毛猫さんにしっぽを立てて寄り添って一緒にお散歩していました。
半年以内に避妊手術を受けること、近況報告のメールをすることなど
説明を受けた後、必要書類にサインしました。
みーちゃんとひーくんの初対面はキャリー越しでした。
ひーくんは、他の猫達の洗礼を受け、ビクビクしており、みーちゃんと対面した際には「ハー」と威嚇していました。
みーちゃんは対面時は大人しかったのですが、
車に乗せると保護主さんの家から引き離されていることに気が付き
なぜ自分が連れ去られているのか理解できず、威嚇したり鳴いたりしていました。
自宅にて
ひーくんが使っていたケージをみーちゃんのおうちにしました。
新しいお家に慣れるまで、みーちゃんだけのスペースです。
知らないところに連れてこられ、怯えてケージの奥に隠れるみーちゃん。
我が家に帰ったひなちゃんは元気を取り戻し、怯えているみーちゃんに興味津々。
「にゃんにゃん。うぅにゃん。」などいろんな鳴き方でケージ越しにみーちゃんにアプローチをしています。
ひーくんの積極的なアプローチにみーちゃんが怯えてあまりにも可哀そうだったので、ケージの前にワイヤーネットや、段ボールで塀を作り距離を保つようにしました。
しかし、その塀すら乗り越えてみーちゃんに会いに行こうとするひーくん。
あまりに積極的すぎてみるが気の毒でしたが、威嚇などの敵意ではなく、ひーくんがみーちゃんに向けているのは興味と友好的な態度だったので見守ることにしました。
お風呂
その日の夜には、みーちゃんをお風呂に入れました。
保護施設には病気をもっている猫もたくさんおり、ダニやノミがいる子もいました。
ひーくんにうつるのもイヤでしたし、みーちゃん自身もあまりきれいとは言えなかったので、早めにお風呂に入れたかったのです。
入浴時は怯えて震えていました。
しかし入浴後母親が舐めるようなイメージでタオルで拭いていると安心したのか「グルグル」と喉を鳴らしていました。
その後は、割と早く我々夫婦に慣れてくれました。
慣れたという表現よりも、「媚びを売る」という様な感じでした。
おそらくノラ猫時代や、保健所につれられる時等に人間に逆らわない方がいい。と学んだのでしょう。
私たちの事を信頼はしていないけど「悪意はない。友好的です。優しくしてください。」と言っているようでした。
みーちゃんが来てから初めてのお友達に、ひーくんの積極的なアプローチが止まりませんでした。
みーちゃんも初めは威嚇していましたが、だんだんひーくんを受け入れるようになりました。
手加減
みーちゃんが来る前は社会性がなく、やんちゃで加減を知らなかったひーくんも、
みーちゃんと遊ぶうちに「噛まれたら痛い」「爪を立てたら痛い」と学んだようです。
私たちと遊ぶ際に一切爪を出さなくなり、肉球でポンと触るだけになりました。
しかし、みーちゃんは爪を常に出して遊びます・・・・。
いまだに爪全開です・・・・。
なぜ学んでくれないのでしょう・・・・。
初めは私たちを信頼していなかったみーちゃんも、今やすっかり甘えんぼさんです。
ご機嫌な性格で、常にしっぽは立てっており、喉も「グルグル」といつも鳴らしています。
そして、私たちが歩いていると先回りして目の前で倒れ、ゴロンゴロン転がりながら「遊んで」とアピールしてきます。
ひーくんとの相性も良く、気が付けば一緒に居ます(^▽^)

2015年7月27日撮影↓我が家に来た翌日のみる↓
